絵画や骨董品の買取相場ってあるの?

絵画や骨董品には定価がない品物が多く、購入したお店によって値段が大きく変わります。

デパート

ギャラリー・画廊

作家本人の個展

などで販売されていますが、

バブル期に購入した品物などは現在の価値が数十分の1以下になっている事もあります。 特にデパートで購入された美術品は、画廊などの卸業者の利益とデパートの利益が上乗せされているため販売価格が市場価値よりも高い場合が多く、処分の際に買取価格が大きく下がる可能性が高まります。

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バブル期にはゴッホセザンヌなど世界的に有名な画家の作品が高値で落札され話題になり、日本企業もこぞって絵画や美術品を買い求めましたが、景気悪化に伴い需要が減りました。

特に日本画や茶道具などは『飾る場所がない』『古臭い』などの理由から価値が暴落しています。同じく掛軸なども、畳敷きの和室そのものが少なくなっており、床の間が無いため人気が落ちています。

反対に中国経済のめまぐるしい発展に伴い、中国美術の人気が高まっているため、中国の陶磁器や工芸品などは、昔に比べて値上がりしている事例が多いようです。

美術工芸品の価値は需要と供給で買取相場が大きく上下するので、出来るだけ取扱実績があり、鑑定力の高い業者に鑑定を依頼するのが美術品を高値で売却するコツです。